114C037|第114回 歯科医師国家試験 過去問
口腔潜在的悪性疾患はどれか。3つ選べ。
3つ選択
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正解: a・c・e
正答
a、c、e
この問題のポイント
口腔潜在的悪性疾患は、通常の口腔粘膜より悪性腫瘍が発生するリスクが高い疾患群です。白板症、口腔扁平苔癬、特に慢性肥厚性カンジダ症は、悪性化に注意して長期的に経過観察します。
解説
白板症は擦過で除去できない白色病変で、他の明確な疾患として診断できないものです。不均一型、舌縁・口底の病変、上皮異形成を伴うものは特に注意します。扁平苔癬は慢性免疫性粘膜疾患、慢性肥厚性カンジダ症は擦過で取れない白斑を呈す真菌感染で、どちらも潜在的悪性疾患に含めて管理します。
選択肢の確認
a.白板症
正しい。口腔潜在的悪性疾患の代表で、必要に応じて生検と長期経過観察を行います。
b.帯状疱疹
誤り。水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化であり、潜在的悪性疾患ではありません。
c.扁平苔癬
正しい。口腔扁平苔癬は低頻度ながら悪性化の可能性があり、経過観察が必要です。
d.尋常性天疱瘡
誤り。デスモグレイン3に対する自己抗体で棘融解を生じる自己免疫性水疱症です。
e.慢性カンジダ症
正しい。慢性肥厚性病変では上皮異形成や悪性化に注意します。
覚えるポイント
- 白板症、口腔扁平苔癬、慢性肥厚性カンジダ症は悪性化に注意します。
- 病変の変化、潰瘍、硬結があれば積極的に再評価します。
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