114C036|第114回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯科矯正学

矯正装置製作のための模型の写真(別冊No. 7)を別に示す。 製作するのはどれか。1つ選べ。

114C036の問題画像
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正解: e

正答

e

この問題のポイント

ダイナミックポジショナーは、歯を1歯ずつ分割して理想的位置に並べ直したセットアップ模型上で、ゴム弾性をもつ材料から製作します。模型の歯面と基底に引かれた基準線から、歯の再排列と移動量を確認できます。

解説

トゥースポジショナーは上下顎の歯列を一体として覆う弾性装置で、矯正治療終盤の微細な歯の移動と咬合の緊密化に用います。セットアップ模型は、目標歯列を装置の内面形態に転写するために必要です。他の選択肢はワイヤー、レジン床、シールドなどを用いる異なる構造です。

画像の確認

実画像では、上下顎歯列模型の各歯が分割され、歯冠から模型基底へ連続する縦線と水平的な基準線が多数記入されています。これは治療目標の位置へ歯を排列したセットアップ模型で、模型全体を包む弾性体のトゥースポジショナー製作に用います。

選択肢の確認

a.Fränkel装置
誤り。口腔前庭のバッカルシールドやリップパッドで筋圧を排除する機能的矯正装置です。

b.バイオネーター
誤り。下顎位を誘導するレジンとワイヤーからなる機能的矯正装置です。

c.リップバンパー
誤り。口唇圧を排除し、臼歯を固定源とする弧線状装置です。

d.Hawleyタイプリテーナー
誤り。口蓋側レジン床と唇側線などからなる可撤式保定装置です。

e.ダイナミックポジショナー〈トゥースポジショナー〉
正しい。目標位置へ歯を再排列したセットアップ模型上で弾性体を成形します。

覚えるポイント

  • 分割した歯を再排列した模型は、トゥースポジショナー用です。
  • 矯正治療終盤の微調整と咬合の緊密化に用います。

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