114C035|第114回 歯科医師国家試験 過去問

歯科臨床歯科矯正学

筋機能療法が適用となるのはどれか。4つ選べ。

4つ選択
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正解: a・b・d・e

正答

a、b、d、e

この問題のポイント

口腔筋機能療法は、舌、口唇、頰などの安静時姿勢と、嚥下・発音時の運動を改善し、歯列・咬合に加わる異常な筋圧を除く方法です。低位舌、舌突出癖、異常嚥下癖、口唇閉鎖不全が適応となります。

解説

舌の正しい安静位置は、舌尖が上顎前歯の口蓋側の切歯乳頭付近にあり、舌背が口蓋に軽く接し、上下口唇は無理なく閉じる状態です。舌を持ち上げる、正しい嚥下を練習する、口輪筋を訓練するなど、原因に合わせて行います。アデノイドは上咽頭のリンパ組織の器質的肥大であり、必要に応じ耳鼻科的評価が先行します。

選択肢の確認

a.低位舌
正しい。舌を口蓋側の適切な安静位置に保つ訓練を行います。

b.舌突出癖
正しい。嚥下や発音時に歯間へ舌を突出する癖を是正します。

c.アデノイド
誤り。気道を狭くする器質的病変であり、筋機能訓練だけで治療する対象ではありません。

d.異常嚥下癖
正しい。口唇と舌の過剰な筋活動を改め、成熟型嚥下を練習します。

e.口唇閉鎖不全
正しい。口輪筋などを訓練し、安静時に無理なく口唇を閉じる機能を高めます。

覚えるポイント

  • 口腔筋機能療法は舌姿勢、嚥下、口唇閉鎖の異常に用います。
  • アデノイドのような器質的気道狭窄は、先に原因疾患を評価します。

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