114D006|第114回 歯科医師国家試験 過去問
医療過誤における歯科医師の民事責任はどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解: c
正答
c
この問題のポイント
医療過誤に伴う法的責任は、民事・刑事・行政に分けます。民事責任の中心は損害賠償です。
解説
歯科医療に過失があり、患者に損害が生じ、過失と損害の間に因果関係が認められる場合、債務不履行または不法行為に基づく損害賠償責任が問題になります。治療費、休業損害、慰謝料などが賠償の対象となり得ます。
懲役などの刑罰は刑事責任、免許取消しや歯科医業停止などは行政上の処分です。一つの事案で複数の責任が並行して問題となることはありますが、設問がどの法的責任を問うかを先に確認します。
選択肢の確認
a.戒告
誤り。
戒告は行政上・懲戒上の措置として扱われ、民事上の損害填補ではありません。
b.懲役
誤り。
犯罪が成立した場合に科される刑事上の刑罰です。
c.損害賠償
正しい。
患者に生じた損害を金銭などで填補する民事責任です。
d.免許の取消し
誤り。
歯科医師免許に関する行政処分です。
e.歯科医業の停止
誤り。
一定期間の業務停止を命じる行政処分であり、民事責任ではありません。
覚えるポイント
- 民事責任は損害賠償です。
- 刑事責任は罰金・拘禁刑など、行政責任は免許処分などです。
- 同じ医療事故でも複数の責任が別々に成立し得ます。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する([email protected])までお知らせください。確認して修正します。