114D040|第114回 歯科医師国家試験 過去問

基礎歯科医学口腔解剖・組織・発生

舌下神経管が存在するのはどれか。1つ選べ。

解答・解説を見る

正解: d

正答

d

この問題のポイント

舌下神経管は後頭蓋窩から頭蓋外へ舌下神経を通す、後頭骨の管です。

解説

舌下神経管は大後頭孔の前外側、後頭顆の上方に位置し、頭蓋内から頭蓋外へ向かって舌下神経〈第XII脳神経〉を通します。舌下神経は主に舌筋を支配する運動神経で、障害側へ舌を突出させたときに偏位するなどの症状を示します。

頭蓋底の孔と通過神経は骨と組み合わせて覚えます。蝶形骨には視神経管、上眼窩裂、正円孔、卵円孔などがあり、側頭骨には内耳道、顔面神経管、頸動脈管などがあります。第一頸椎には椎孔と横突孔がありますが、舌下神経管はありません。

選択肢の確認

a.下顎骨
誤り。
下顎管やオトガイ孔をもちますが、舌下神経管はありません。

b.蝶形骨
誤り。
視神経管、上眼窩裂、正円孔、卵円孔などを形成します。

c.側頭骨
誤り。
内耳道、顔面神経管、頸動脈管などを形成します。

d.後頭骨
正しい。
後頭顆の上方に舌下神経管があり、舌下神経を通します。

e.第一頸椎
誤り。
環椎には椎孔・横突孔などがありますが、舌下神経管はありません。

覚えるポイント

  • 舌下神経管は後頭骨・後頭顆上方にあります。
  • 通過するのは第XII脳神経です。
  • 大後頭孔前外側という位置関係を押さえます。

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