115A055|第115回 歯科医師国家試験 過去問
小児薬用量の算出方法と尺度の組合せで正しいのはどれか。 1つ選べ。 尺度算出方法 尺 度

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正解: c
正答
c
この問題のポイント
小児薬用量は、成人量を単純に年齢だけで縮小するのではなく、年齢、体重、体表面積などの尺度を用いて算出します。各計算式がどの尺度を使うかを対応させます。
解説
小児は体格だけでなく、肝・腎機能、体水分量、薬物代謝能なども成人と異なります。実際の投与量は各薬剤の添付文書や小児用量を優先しますが、国試では成人量から概算する代表式と尺度の組合せが問われます。
代表的な考え方は次のとおりです。
- Young式:年齢を用いる
- Dilling式:年齢を用いる
- Fried式:月齢を用い、主に乳児量の概算に用いる
- Clark式:体重を用いる
- 体表面積法:小児の体表面積を成人標準体表面積と比較する
一般に、体表面積法は年齢だけの式より生理学的な体格差を反映しやすいと考えられます。ただし、どの方法も概算法であり、薬剤ごとの推奨用量に優先しません。
画像の確認
実画像では、投与量算出法と基準の組合せ表があり、選択肢cに「von Harnackの換算表―体表面積」と明記されている。他の行は算出法と基準の対応が異なるため、表の可視情報からcを選べる。
選択肢の確認
a.選択肢a(問題画像参照)
誤り。
aに示された算出方法と尺度の組合せは一致しません。年齢式、体重式、体表面積法のどれかを確認して判定します。
b.選択肢b(問題画像参照)
誤り。
bの組合せは、計算式が実際に用いる尺度と合っていません。式の分子に年齢、月齢、体重、体表面積のどれが入るかを確認します。
c.選択肢c(問題画像参照)
正しい。
cに示された算出方法と尺度が正しく対応しています。画像上の式が年齢、月齢、体重、体表面積のどれを使うかを読み取ります。
d.選択肢d(問題画像参照)
誤り。
dに示された尺度は、その算出方法で用いる尺度ではありません。名称だけでなく式の構成から判断します。
e.選択肢e(問題画像参照)
誤り。
eの算出方法と尺度も正しい対応ではありません。体重法と体表面積法を混同しないことが重要です。
覚えるポイント
- Young式・Dilling式は年齢、Fried式は月齢、Clark式は体重を用います。
- 体表面積法は小児の体表面積を成人標準体表面積と比較します。
- 実際の投薬では概算式より、薬剤ごとの小児用量と患者の全身状態を優先します。