115C076|第115回 歯科医師国家試験 過去問

基礎歯科医学口腔解剖・組織・発生

運動ニューロンが存在する神経核と支配する筋の組合せで正しいのはどれか。 2つ選べ。

115C076の問題画像
2つ選択
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正解: c・e

正答

c、e

この問題のポイント

脳幹の運動神経核と、そこから出る脳神経が支配する筋を対応させます。顔面神経核―広頸筋と三叉神経運動核―外側翼突筋が正しい組合せです。

解説

脳神経の運動ニューロンは、それぞれ特定の脳神経核に細胞体をもちます。核の名称と脳神経、支配筋を一続きで整理することが重要です。

顔面神経核から出る顔面神経は、表情筋、アブミ骨筋、茎突舌骨筋、顎二腹筋後腹などを支配します。広頸筋は表情筋の一つであるため、顔面神経核との組合せが正しいです。

三叉神経運動核から出る運動線維は下顎神経に入り、咀嚼筋、顎舌骨筋、顎二腹筋前腹、鼓膜張筋、口蓋帆張筋などを支配します。外側翼突筋は咀嚼筋であるため、この組合せが正しいです。

歯科国試ではここを押さえる
頰筋は表情筋なので顔面神経、外側翼突筋は咀嚼筋なので三叉神経第3枝と整理します。

画像の確認

実画像では、運動神経核と支配筋の組合せが表形式で示されている。顔面神経核―広頸筋、三叉神経運動核―外側翼突筋の2行が解剖学的に一致し、正答c、eを支える。

選択肢の確認

a.疑 核 — 頰 筋
誤り。
問題画像のaは「疑 核―頰 筋」です。疑核は主に舌咽神経・迷走神経を介して咽頭・喉頭の筋を支配します。頰筋は顔面神経核から出る顔面神経に支配されます。

b.滑車神経核 — 上咽頭収縮筋
誤り。
問題画像のbは「滑車神経核―上咽頭収縮筋」です。滑車神経核は滑車神経を介して上斜筋を支配します。上咽頭収縮筋は主に咽頭神経叢を介する迷走神経系の支配です。

c.顔面神経核 — 広頸筋
正しい。
問題画像のcは「顔面神経核―広頸筋」です。広頸筋は表情筋であり、顔面神経核から出る顔面神経に支配されます。

d.舌下神経核 — アブミ骨筋
誤り。
問題画像のdは「舌下神経核―アブミ骨筋」です。舌下神経核は舌筋を支配します。アブミ骨筋は顔面神経に支配されます。

e.三叉神経運動核 — 外側翼突筋
正しい。
問題画像のeは「三叉神経運動核―外側翼突筋」です。外側翼突筋は咀嚼筋であり、下顎神経の運動枝に支配されます。

覚えるポイント

  • 顔面神経核は表情筋とアブミ骨筋などを支配します。
  • 三叉神経運動核は咀嚼筋を支配します。
  • 舌下神経核は舌筋、滑車神経核は上斜筋を支配します。

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