116D004|第116回 歯科医師国家試験 過去問
基礎歯科医学病理・微生物・免疫
毛状〈毛様〉白板症の原因はどれか。1 つ選べ。
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正解: a
正答
a
この問題のポイント
毛状〈毛様〉白板症は、免疫機能低下時に舌側縁へ生じやすいEBウイルス関連病変です。
解説
毛状白板症は、舌側縁に擦過しても除去しにくい白色の皺状・毛状病変として現れます。HIV感染症など免疫抑制状態との関連が重要です。
病変上皮内で**EBウイルス〈Epstein-Barr virus〉**が増殖することが原因です。カンジダ症の白苔とは異なり、通常はガーゼで容易に拭い取れません。
選択肢の確認
a.EB ウイルス
正しい。EB ウイルスは毛状〈毛様〉白板症の原因ウイルスです。
b.麻疹ウイルス
誤り。麻疹ウイルスではKoplik斑などが知られますが、毛状白板症の原因ではありません。
c.単純ヘルペスウイルス
誤り。単純ヘルペスウイルスは口唇ヘルペスや疱疹性歯肉口内炎の原因です。
d.インフルエンザウイルス
誤り。インフルエンザウイルスは呼吸器感染症を起こしますが、毛状白板症とは関係しません。
e.ヒトパピローマウイルス
誤り。ヒトパピローマウイルスは乳頭腫、尖圭コンジローマ、一部の中咽頭癌などと関連します。
覚えるポイント
- 毛状白板症は舌側縁の白色皺状病変です。
- 原因はEBウイルスです。
- 免疫抑制状態との関連を押さえます。