116D055|第116回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯内療法学
内斜切開で行う切除療法はどれか。1 つ選べ。
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正解: e
正答
e
この問題のポイント
歯周外科の切開法では、歯肉を切除してポケットを除去する術式か、組織を温存して再生を目指す術式かを区別します。
解説
歯肉弁根尖側移動術では、内斜切開などでポケット壁を切除し、弁を根尖側へ移動して歯周ポケットを除去します。骨外科処置を併用することもある切除療法です。
GTR法は再生療法、新付着術はポケット内上皮を除去して新付着を期待する術式です。歯肉切除術は外斜切開を基本とします。
選択肢の確認
a.GTR 法
誤り。GTR 法は遮断膜を用いて歯周組織再生を図る再生療法です。
b.新付着術
誤り。新付着術はポケット内壁を除去して新付着を期待する術式で、根尖側へ弁を移動する切除療法ではありません。
c.歯肉切除術
誤り。歯肉切除術は通常、外斜切開で歯肉を切除します。
d.歯肉剝離搔爬術
誤り。歯肉剝離搔爬術は弁を剝離して根面・骨面を明視化する術式ですが、設問の切除療法として最も合うものではありません。
e.歯肉弁根尖側移動術
正しい。歯肉弁根尖側移動術は内斜切開を用い、弁を根尖側へ移動してポケットを除去します。
覚えるポイント
- 歯肉切除術は外斜切開です。
- 根尖側移動術は内斜切開を用いる切除療法です。
- GTR法は再生療法です。