116D077|第116回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯内療法学
ガッタパーチャポイントで正しいのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: b・c
正答
b、c
この問題のポイント
ガッタパーチャポイントは、根管充塡の主材として圧接・加熱変形できる非吸収性材料です。
解説
ガッタパーチャポイントは、ガッタパーチャ、酸化亜鉛、造影剤などからなります。組織内で容易に吸収されず、側方加圧や垂直加圧によって根管形態へ適合させられます。
それ自体に確実な殺菌作用や歯質接着性はないため、根管封鎖にはシーラーを併用します。根尖病変の治癒を直接促進する材料でもありません。
選択肢の確認
a.殺菌効果がある。
誤り。ガッタパーチャポイントに臨床的な殺菌効果を期待するものではありません。
b.非吸収性である。
正しい。非吸収性で、根管内に安定して残る充塡材料です。
c.圧接が可能である。
正しい。可塑性があり、側方加圧・垂直加圧などによる圧接が可能です。
d.歯質接着性がある。
誤り。歯質へ化学的に接着しないため、シーラーを併用して隙間を封鎖します。
e.骨性瘢痕治癒を促進する。
誤り。骨性瘢痕治癒を促進する生理活性材料ではありません。
覚えるポイント
- ガッタパーチャは非吸収性・可塑性です。
- 圧接可能ですが歯質接着性はありません。
- 根管壁との封鎖にはシーラーを併用します。