117B018|第117回 歯科医師国家試験 過去問
全身管理医学・全身疾患
ある検査機器の装着時の写真(別冊No. 2)を別に示す。 判断できるのはどれか。1 つ選べ。

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正解: a
正答
a
この問題のポイント
患者に装着するモニタは、その機器が直接測定する生体情報から判断できる病態を選びます。
解説
脈拍数を表示する機器では、基準範囲を超える心拍・脈拍の増加から頻脈を判断できます。歯科診療でよく用いるパルスオキシメータは、酸素飽和度と脈拍数を連続的に監視します。
高血圧には血圧計、低血糖には血糖測定、低体温には体温計、高二酸化炭素血症にはカプノメータや血液ガス分析が必要です。
画像の確認
実画像では、青色のクリップ型センサーが手指末節に装着され、ケーブルでモニタへ接続されている。これはSpO2と同時に脈拍数を連続測定するパルスオキシメータの形態であり、頻脈を判断できる正答aにつながる。
選択肢の確認
a.頻 脈
正しい。
脈拍数を測定・表示する機器を装着していれば、脈拍数の増加から頻脈を判断できます。
b.高血圧
誤り。
高血圧の判断には血圧測定が必要であり、脈拍のみを測る機器では判断できません。
c.低血糖
誤り。
低血糖の診断には血糖値の測定が必要です。
d.低体温
誤り。
低体温の判断には体温測定が必要です。
e.高二酸化炭素血症
誤り。
高二酸化炭素血症の評価には呼気終末二酸化炭素分圧や動脈血液ガス分析が必要です。
覚えるポイント
- モニタが直接測定する項目を確認する。
- パルスオキシメータはSpO2と脈拍数を表示する。
- 血圧、血糖、体温、二酸化炭素はそれぞれ専用の測定が必要である。