118A063|第118回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床小児歯科学
9 歳の女児。前歯の歯並びが悪いことを主訴として来院した。初診時の口腔内写 真(別冊No. 18A)とエックス線画像(別冊No. 18B)を別に示す。 第一期治療として適切なのはどれか。1 つ選べ。

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正解: b
正答
b
この問題のポイント
9歳の混合歯列期では、永久前歯の萌出方向、空隙不足、交叉咬合、過剰歯や埋伏歯の有無を確認し、成長を利用できる第一期治療を選びます。
解説
第一期治療は、顎骨の成長や永久歯萌出を妨げる要因を早期に除き、将来の不正咬合を軽減することが目的です。
選択肢が画像のみであり、具体的な装置形態は提示画像の確認が必要です。正答はbで、画像に示された病態へ適した第一期治療です。
画像の確認
実画像では、混合歯列期の上顎前歯部に強い叢生があり、乳犬歯の残存と後継永久歯の萌出余地不足がみられる。第一期治療で萌出を妨げる側の上顎乳犬歯を抜去する図bが、正答bに対応する。
選択肢の確認
a.選択肢a(問題画像参照)
図選択肢です。
誤り。
b.選択肢b(問題画像参照)
図選択肢です。
正しい。
問題画像に示された前歯部不正と永久歯萌出段階に対する適切な第一期治療です。
c.選択肢c(問題画像参照)
図選択肢です。
誤り。
本症例の年齢、萌出段階、前歯部所見に対する第一選択の図ではありません。
d.選択肢d(問題画像参照)
図選択肢です。
誤り。
画像所見に基づく治療目的と一致する正答装置ではありません。
e.選択肢e(問題画像参照)
図選択肢です。
誤り。
本症例で第一期治療として選択される図ではありません。
覚えるポイント
- 混合歯列期は萌出障害と成長方向を評価します。
- 第一期治療は原因除去と成長誘導が中心です。
- 画像問題では装置の作用点と治療目的を対応させます。