118B087|第118回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯内療法学
根管形成用ファイルのISO 規格について正しいのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: b・e
正答
b、e
この問題のポイント
ISO規格の根管形成用ファイルでは、番号が刃部先端直径を示し、把柄色は一定周期で繰り返します。
解説
ファイル番号はD0、すなわち刃部先端の直径を1/100 mm単位で表します。たとえば40号の先端径は0.40 mmです。
把柄色は15号白、20号黄、25号赤、30号青、35号緑、40号黒の順で、以後この色が繰り返されます。そのため40号と80号はいずれも黒です。
標準的な手用Kファイル・Hファイルの刃部長は16 mmで、基本テーパーは0.02です。全長には21、25、28、31 mmなどがあります。
器具のポイント
「刃部長」と「器具全長」を混同しないことが重要です。
選択肢の確認
a.刃部の長さは21 mm である。
誤り。
標準的な刃部長は16 mmです。21 mmは器具全長の一つであり、刃部長ではありません。
b.40 号と80 号の把柄部の色は同じである。
正しい。
把柄色は6色周期で繰り返し、40号と80号はいずれも黒です。
c.K ファイルとH ファイルのテーパーは異なる。
誤り。
標準的な手用KファイルとHファイルはいずれも基本テーパー0.02で、テーパーが異なるとはいえません。
d.ファイルの番号は10 号から10 ずつ大きくなる。
誤り。
10号以降は15、20、25、30、35、40など、一定範囲では5号ずつ増加します。常に10ずつではありません。
e.ファイルの番号の1 /100 倍が刃部先端の直径(mm)である。
正しい。
ファイル番号の1/100倍が刃部先端直径です。40号なら0.40 mmです。
覚えるポイント
- ファイル番号は先端直径の1/100 mm表示です。
- 刃部長は標準16 mm、21 mmなどは器具全長です。
- 把柄色は白・黄・赤・青・緑・黒の周期です。