118D036|第118回 歯科医師国家試験 過去問
社会歯科法規・医療制度
放射線療法において、生物学的効果比〈RBE〉が高いのはどれか。1 つ選べ。
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正解: b
正答
b
この問題のポイント
生物学的効果比〈RBE〉は、同じ吸収線量でも放射線の種類によって生物効果が異なることを示す指標です。選択肢では陽子線が高い値を示します。
解説
RBEは、基準放射線と同じ生物効果を生じるために必要な線量の比で表します。一般に、電離密度が高い放射線ほどDNAへ複雑な損傷を与え、RBEが高くなる傾向があります。
臨床で用いる陽子線は、エックス線やガンマ線、電子線よりRBEがやや高いものとして扱われます。さらに重粒子線は高いRBEを示しますが、本問の選択肢にはありません。
選択肢の確認
a.電子線
誤り。
電子線は低LET放射線で、RBEはエックス線に近く、陽子線より高くありません。
b.陽子線
正しい。
陽子線は選択肢の中でエックス線・ガンマ線・電子線より高いRBEを示します。
c.ベータ線
誤り。
ベータ線は電子であり、低LET放射線として扱われます。
d.ガンマ線
誤り。
ガンマ線は光子線で、基準となる低LET放射線です。
e.エックス線
誤り。
エックス線も低LETの光子線で、陽子線よりRBEは低いです。
覚えるポイント
- RBEは同じ線量当たりの生物効果の強さを比較する指標です。
- 選択肢では陽子線が高いです。
- 高LET放射線ほどRBEが高い傾向があります。