118D060|第118回 歯科医師国家試験 過去問
社会歯科法規・医療制度
ノーマライゼーションに該当するのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: d・e
正答
d、e
この問題のポイント
ノーマライゼーションは、障害のある人が特別に隔離されるのではなく、地域社会で他の人と同じように生活し参加できる環境を整える考え方です。
解説
ノーマライゼーションの実現には、物理的・情報的な利用障壁を減らすユニバーサルデザインと、社会参加を妨げる制度・慣行の障壁を除去することが重要です。
予防接種や生活習慣改善は疾病予防、国民皆保険は医療保障制度として重要ですが、障害者の生活環境を一般社会へ近づけるノーマライゼーションの具体策とは異なります。
選択肢の確認
a.予防接種の実施
誤り。
予防接種は感染症の一次予防であり、ノーマライゼーションを直接示す施策ではありません。
b.国民皆保険制度の確立
誤り。
国民皆保険制度は医療への経済的アクセスを保障する制度ですが、ノーマライゼーションの代表例として問われているものではありません。
c.ライフスタイルの改善
誤り。
ライフスタイルの改善は健康増進・疾病予防の取り組みで、社会的障壁の除去とは異なります。
d.ユニバーサルデザインの普及
正しい。
ユニバーサルデザインは年齢や障害の有無にかかわらず利用しやすい環境をつくり、ノーマライゼーションに該当します。
e.社会参加を困難にする制度的障壁の除去
正しい。
社会参加を困難にする制度的障壁を除去することは、地域で通常の生活を送る機会を保障するためノーマライゼーションに該当します。
覚えるポイント
- ノーマライゼーションは普通の生活と社会参加を保障する考え方です。
- ユニバーサルデザインは環境面の具体策です。
- 物理的障壁だけでなく制度的障壁も除去します。