31PM025|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
次の文を読み、〔問題 25〕、〔問題 26〕に答えよ。 「糖質①」を含む食品および「糖質①」をすべて「糖質②」あるいは「糖質③」に置換した食品を24か月間摂取させた各群の一人平均増加DMF歯面数の結果を図に示す。 この研究方法はどれか。1つ選べ。

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正解: b
正答
b:介入研究
この問題のポイント
研究者が糖質①を糖質②または③へ置換した食事を割り当て、24か月間摂取させた後のDMF歯面増加を比較しています。「曝露を操作したか」が判定軸です。
解説
画像はTurku Sugar Studyの経時結果で、各群に異なる糖質を含む食品を摂取させ、0〜24か月の一人平均増加DMF歯面数を追跡しています。糖質という要因を研究者側が置換してから転帰を測定するため、観察研究ではなく介入研究です。時間の経過とともに糖質①群は約7歯面まで増え、糖質③群はほぼ増えないという群間差も、あらかじめ設定した介入条件の効果として比較されています。
選択肢の確認
- a 横断研究:一時点で曝露と疾病を同時に調べる方法であり、24か月の割付・追跡を行う本研究とは異なります。
- b 介入研究:研究者が摂取する糖質を置換して各群へ介入し、その後のう蝕増加を比較しているため正答です。
- c 症例対照研究:う蝕のある症例群とない対照群を先に選び、過去の糖質摂取を遡って比較する設計ではありません。
- d 生態学的研究:国や地域など集団単位の曝露量と疾病率の相関ではなく、参加者へ食事条件を与えて個人の転帰を追っています。
覚えるポイント
研究者が曝露を割り当てる=介入研究、曝露を操作せず観察する=観察研究。追跡期間の長さだけで研究型を決めません。