33AM017第33回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

フッ化ナトリウム、正リン酸および蒸留水からなる薬剤を用いるのはどれか。1つ選べ。

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正解: b

正答

b:フッ化物歯面塗布

この問題のポイント

フッ化ナトリウムに正リン酸を加えた組成は酸性フッ素リン酸溶液〈APF〉で、歯科専門職が行う高濃度フッ化物歯面塗布に用います。

解説

APF溶液はフッ化ナトリウム、正リン酸、蒸留水を主とする酸性のフッ化物製剤です。専門的歯面塗布に用いられ、エナメル質表層にフッ化物を作用させて脱灰を抑え、再石灰化を促します。家庭で反復使用する洗口液や歯磨剤より高濃度であるため、塗布量の管理、防湿、吸引、塗布後の指示などを適切に行う必要があります。

選択肢の確認

  • a フッ化物洗口:通常はフッ化ナトリウム水溶液を低濃度で反復使用し、APF溶液を用いません。
  • b フッ化物歯面塗布:正リン酸で酸性にしたAPF製剤の代表的な用途であり、正しいです。
  • c フッ化物配合歯磨剤:研磨剤、湿潤剤、発泡剤などを含む歯磨剤基剤にフッ化物を配合したものです。
  • d フッ化物バーニッシュ:フッ化物をロジンなどの基剤に含ませ、歯面に長く接触させる製剤です。

覚えるポイント

「NaF+正リン酸+蒸留水=APF=専門的歯面塗布」です。同じフッ化物応用でも、洗口、歯磨剤、バーニッシュは濃度・基剤・接触時間が異なります。

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