32PM077|第32回 歯科衛生士国家試験 過去問
8 歳の女児。う蝕予防を希望して保護者と来院した。歯科医師の指示により家庭でのフッ化物洗口(毎日法)を指導することになった。 使用するフッ化ナトリウム濃度(フッ化物イオン濃度)はどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: b・c
正答
b:0.05 %(225 ppmF)、c:0.1 %(450 ppmF)
この問題のポイント
家庭で毎日行うフッ化物洗口には、0.05%または0.1%フッ化ナトリウム溶液を用います。フッ化物イオン濃度ではそれぞれ約225 ppmF、450 ppmFに相当します。
解説
毎日法では比較的低濃度の溶液を少量口に含み、約30秒~1分間、歯面全体へ行き渡らせて吐き出します。0.05%NaFは225 ppmF、0.1%NaFは450 ppmFです。週1回法には高濃度の0.2%NaF〈約900 ppmF〉を用いるため、頻度と濃度を組にして覚えます。8歳児では、指示を理解して洗口液を飲み込まず確実に吐き出せることを確認し、保護者が調製・保管を管理します。実施後は効果を維持するため一定時間飲食・うがいを控えます。
選択肢の確認
- a 0.01 %(45ppmF):毎日法の標準濃度より低く、十分な局所フッ化物供給を得る処方ではありません。
- b 0.05 %(225 ppmF):低濃度を反復使用する毎日法の代表的濃度で、小児の家庭洗口に用いられます。
- c 0.1 %(450 ppmF):毎日法として選択されるもう一つの濃度で、確実な吐出と管理の下で使用します。
- d 0.2 %(900 ppmF):高濃度の週1回法で用いる濃度であり、毎日法の組合せではありません。
覚えるポイント
NaF濃度とF濃度は同じ数値ではありません。毎日法=0.05~0.1%NaF、週1回法=0.2%NaFと、使用頻度まで一緒に確認します。