35PM076第35回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

7歳の男児。定期歯科健康診査のため保護者と来院した。う蝕活動性試験 を行った結果、う蝕リスクが確認された。歯科医師からフッ化物歯面塗布を行うよう指示された。塗布前の口腔内写真を別に示す。 高いう蝕予防効果を期待できるのはどれか。1つ選べ。

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正解: d

正答

d:④

この問題のポイント

フッ化物歯面塗布の効果が特に高い歯を、年齢と萌出状態から選ぶ問題です。図④の萌出直後の永久歯が最も高い効果を期待できます。

解説

萌出直後の永久歯はエナメル質の萌出後成熟が十分でなく、酸に溶けやすい一方、フッ化物を取り込みやすい時期です。とくに小窩裂溝が複雑で清掃しにくい第一大臼歯などでは、専門的歯面塗布により再石灰化促進と脱灰抑制が期待できます。7歳という年齢、う蝕活動性、写真上の歯の萌出状態を合わせると④が優先部位です。

選択肢の確認

  • a ①:乳歯または十分成熟した歯面であれば、④ほど萌出直後という高感受性・高反応性はありません。
  • b ②:う蝕リスク評価は必要ですが、写真上の萌出段階から最優先部位ではありません。
  • c ③:塗布対象にはなり得ても、萌出後成熟の観点で④より期待効果が低いです。
  • d ④:萌出直後の永久歯としてフッ化物取り込みと予防効果を高く期待できます。

覚えるポイント

フッ化物塗布の重点対象は『萌出直後、う蝕ハイリスク、初期脱灰、清掃困難部位』です。歯面を清掃・乾燥して用法を守ります。

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