33PM033第33回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

歯科診療所において診療中に針刺し事故を起こした際の対応を図に示す。①で適切なのはどれか。1つ選べ。

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正解: c

正答

c:ポビドンヨードでの消毒

この問題のポイント

針刺し直後は創部を流水で十分に洗浄し、次に適切な消毒を行います。図の①は洗浄後・管理者への報告前なので、ポビドンヨードによる消毒が入ります。

解説

使用済み注射針で受傷したら処置を中止し、創部を強く揉んだり口で吸ったりせず、石けんと流水で十分に洗います。続いて施設手順に従ってポビドンヨードなどで消毒し、速やかに管理者・感染対策担当へ報告します。受傷者と曝露源患者についてHBV、HCV、HIV等の評価を行い、必要ならHBVワクチン・免疫グロブリンやHIV曝露後予防を早期に検討します。事実関係の記録とインシデント報告は初期処置後に行います。

選択肢の確認

  • a 抗菌薬の塗布:針刺しで問題となるHBV・HCV・HIVはウイルスであり、局所抗菌薬塗布では曝露後感染を予防できません。
  • b オキシドールでの洗浄:過酸化水素は組織障害を起こし得るため、流水洗浄後の標準的な選択として用いません。
  • c ポビドンヨードでの消毒:流水で汚染を除いた後、創部周囲を消毒する初期対応として図①に入ります。
  • d インシデントレポートの作成:再発防止に必要ですが、創部処置と管理者への即時報告・医学的評価を優先した後に作成します。

覚えるポイント

針刺しは「直ちに流水洗浄・消毒→報告→曝露リスク評価→必要な予防措置→記録」です。曝露後予防には開始時刻が重要です。

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