33PM034第33回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

抗原抗体反応を利用する検査項目はどれか。2つ選べ。

2つ選択
解答・解説を見る

正解: b・c

正答

b:リウマトイド因子〈RF〉、c:C反応性タンパク〈CRP〉

この問題のポイント

RFとCRPは、それぞれ検体中の抗体・抗原を特異的抗原抗体反応で検出できます。BUNは窒素化合物の定量、ChEは酵素活性測定です。

解説

リウマトイド因子は主にIgGのFc部へ反応する自己抗体で、IgGを結合させた粒子との凝集反応や免疫比濁法で測定します。CRPは炎症時に肝臓で増える急性期タンパク質で、抗CRP抗体との反応によるラテックス凝集・免疫比濁法などで定量します。いずれも抗原と抗体の特異的結合を分析原理に利用します。BUNは尿素を酵素的に分解して生成物を測り、コリンエステラーゼは基質分解速度から酵素活性を測ります。

選択肢の確認

  • a 尿素窒素〈BUN〉:ウレアーゼなどを用いて尿素由来の窒素量を化学的・酵素的に定量し、抗原抗体反応を基本原理としません。
  • b リウマトイド因子〈RF〉:IgG Fc部などを抗原として結合する自己抗体を、凝集反応・免疫比濁法で検出します。
  • c C反応性タンパク〈CRP〉:検体CRPと特異的抗CRP抗体を反応させ、凝集・濁度から濃度を測る免疫学的検査です。
  • d コリンエステラーゼ〈ChE〉:基質を加えて酵素反応速度を測定する肝合成能等の指標で、免疫反応による定量ではありません。

覚えるポイント

免疫検査は「特異的に結合する抗原と抗体」を利用します。CRPは炎症の強さ、RFは自己抗体であり、陽性だけで疾患を確定しません。

関連問題

33PM03333PM035
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)