33PM006第33回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

嘔吐に伴う生体反応はどれか。1つ選べ。

解答・解説を見る

正解: a

正答

a:発汗

この問題のポイント

嘔吐は延髄の嘔吐中枢を介した全身性反射で、悪心の段階から自律神経反応が起こります。冷汗・発汗、顔面蒼白、唾液分泌増加などが代表的です。

解説

消化管、前庭器、化学受容器引金帯などからの刺激が延髄へ集まり、横隔膜・腹筋、胃食道接合部、咽頭が協調して嘔吐します。その前後には交感・副交感神経活動が変化し、発汗、皮膚血管収縮による顔面蒼白、頻脈または徐脈、唾液分泌増加がみられます。唾液増加は逆流する胃酸から口腔・歯をある程度保護します。歯科診療中に悪心が強い場合は処置を中止し、誤嚥を防ぐ姿勢と吸引を確保します。

選択肢の確認

  • a 発汗:悪心・嘔吐に伴う自律神経反応として冷汗が現れ、顔面蒼白などとともに前駆徴候になります。
  • b 顔面紅潮:嘔吐前には皮膚血管収縮による蒼白が典型で、顔面紅潮が代表的な随伴反応ではありません。
  • c 瞳孔縮小:嘔吐に特異的な主要徴候ではなく、自律神経反応では散瞳を含む変化がみられることがあります。
  • d 唾液分泌抑制:嘔吐時には酸から粘膜・歯を守り、内容物の通過を助けるよう唾液分泌はむしろ増加します。

覚えるポイント

嘔吐の前駆徴候は「悪心・冷汗・蒼白・唾液増加」です。歯科処置中は器具を撤去し、頭部を横向き・前傾にして気道を守ります。

関連問題

33PM00533PM007
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)