35AM008|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
体温を超える環境温度の上昇にさらされた際の生体反応はどれか。 1つ選べ。
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正解: a
正答
a:発汗
この問題のポイント
環境温が体温を上回ったときに、身体が熱を逃がす仕組みを判断します。
解説
暑熱環境では視床下部の体温調節中枢が体温上昇を感知し、皮膚血管を拡張させるとともに発汗を促します。環境温が皮膚温より高くなると、放射・伝導・対流による放熱が難しくなり、汗が皮膚表面で蒸発するときの気化熱が主要な放熱手段になります。湿度が高いと汗が蒸発しにくいため、同じ気温でも熱中症リスクが高くなります。水分・電解質補給、休息、室温管理を組み合わせる必要があり、発汗しているだけで安全とはいえません。
選択肢の確認
- a 発汗:汗の蒸発によって熱を奪う暑熱時の代表的反応です。
- b ふるえ:骨格筋の不随意収縮で熱産生を増やす寒冷時の反応です。
- c アドレナリン分泌:代謝や熱産生を高め得ますが、体温超過環境での主要な放熱反応ではありません。
- d 皮膚毛細血管の収縮:皮膚血流を減らして放熱を抑える寒冷防御反応です。
覚えるポイント
暑いときは皮膚血管拡張と発汗、寒いときは皮膚血管収縮とふるえです。高温多湿では蒸発が妨げられることも合わせて理解しましょう。