第35回・2026年

35AM007|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問

唾液に粘性を付与する成分はどれか。1つ選べ。

解答・解説を見る

正解a

正答

a:ムチン

この問題のポイント

唾液成分を、潤滑・粘性、消化、抗菌、防御という働きごとに対応させます。

解説

ムチンは糖鎖を多く含む高分子の糖タンパク質で、水分を保持して唾液に粘性と潤滑性を与えます。口腔粘膜や歯面を被覆し、摩擦や乾燥から組織を守るほか、微生物を凝集して嚥下・排除しやすくする働きもあります。顎下腺・舌下腺などから分泌される粘液性成分に多く含まれます。唾液分泌が低下すると粘膜の擦過痛、義歯の維持不良、う蝕リスク増加、嚥下しにくさなどが起こるため、量だけでなく性状の観察も重要です。

選択肢の確認

  • a ムチン:保水性の高い糖タンパク質で、唾液の粘性を生むため正しいです。
  • b アミラーゼ:デンプンを分解する消化酵素で、粘性付与が主作用ではありません。
  • c リゾチーム:細菌の細胞壁成分を分解する抗菌因子です。
  • d ラクトフェリン:鉄を結合して細菌の増殖を抑える抗菌性タンパク質です。

覚えるポイント

ムチンは粘性・潤滑・粘膜保護、アミラーゼは消化、リゾチームとラクトフェリンは抗菌、と機能で対比すると覚えやすくなります。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

問題文・正答・解説に誤りを見つけたら、この問題の誤りを報告する(medixmatch2025@gmail.com)までお知らせください。確認して修正します。

解いた記録を残して、苦手な問題をもう一度。

学習アプリなら、この問題の解答記録・メモ・暗記カード化を使えます。