35PM027|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
唾液中のペルオキシダーゼの作用はどれか。1つ選べ。
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正解: b
正答
b:抗菌作用
この問題のポイント
唾液に含まれる酵素系の防御機能を問う問題です。唾液ペルオキシダーゼ系は細菌の代謝を抑え、抗菌作用を示します。
解説
唾液ペルオキシダーゼは、過酸化水素を利用してチオシアン酸イオンを酸化し、抗菌性をもつヒポチオシアン酸などを生成します。これらは細菌の酵素系を阻害し、増殖や酸産生を抑えます。唾液の防御作用は一つの因子だけでなく、リゾチーム、ラクトフェリン、分泌型IgA、機械的洗浄、緩衝能などが協調して成立します。
選択肢の確認
- a 緩衝作用:主に重炭酸塩、リン酸塩、タンパク質などが口腔内pHを保つ作用です。
- b 抗菌作用:ペルオキシダーゼ系が抗菌性物質を生じ、細菌代謝を抑制します。
- c 湿潤作用:ムチンなどの糖タンパク質が粘膜を被覆し、潤滑・保護します。
- d 浄化作用:唾液の流れが食物残渣や微生物を物理的に洗い流す作用です。
覚えるポイント
ペルオキシダーゼ、リゾチーム、ラクトフェリン、分泌型IgAは、唾液の抗菌・免疫防御因子としてまとめます。