35PM028|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
不正咬合の後天的な原因はどれか。1つ選べ。
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正解: d
正答
d:乳歯の晩期残存
この問題のポイント
不正咬合の原因を先天的・遺伝的要因と、出生後に生じる後天的要因へ分類する問題です。乳歯の晩期残存は後天的局所因子です。
解説
乳歯が適切な交換時期を過ぎても残ると、後継永久歯の正常な萌出路が妨げられ、舌側・頬側への転位や萌出遅延を生じることがあります。乳歯晩期残存の背景には後継永久歯の位置異常や先天欠如もあり得るため、単に残存乳歯を抜去するのではなく、画像検査で歯胚と歯根吸収を確認して対応します。
選択肢の確認
- a 過剰歯の萌出:歯数の発育異常という先天的要素が中心で、後天的原因の代表ではありません。
- b 口蓋裂の存在:胎生期の癒合障害に由来する先天異常です。
- c 永久歯胚の欠如:先天性欠如であり、歯胚形成段階の異常です。
- d 乳歯の晩期残存:交換期の局所的な経過によって生じ、不正咬合を招く後天的要因です。
覚えるポイント
乳歯の早期喪失は空隙減少、晩期残存は永久歯の萌出障害につながるため、交換期の管理が重要です。