35AM014第35回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

金属腐食作用のある消毒薬はどれか。1つ選べ。

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正解: c

正答

c:次亜塩素酸ナトリウム

この問題のポイント

消毒薬の微生物への効果だけでなく、器材への腐食性や使用上の注意を理解して選びます。

解説

次亜塩素酸ナトリウムは遊離塩素の強い酸化作用により幅広い微生物に作用しますが、金属を腐食させる性質があります。そのため金属器材を長時間浸漬する用途には適さず、濃度、接触時間、対象物の材質を確認して使用します。有機物が多いと効果が低下するので、消毒前の洗浄も重要です。また酸性薬剤と混ぜると有害な塩素ガスが発生し得るため、混合しない、安全に換気するなどの管理が必要です。歯内療法で根管洗浄に用いる場合も軟組織への漏出を防ぎます。

選択肢の確認

  • a エタノール:一部素材への影響はありますが、設問で問う代表的な金属腐食性薬剤ではありません。
  • b グルタールアルデヒド:高水準消毒薬で、刺激性・毒性や換気に注意します。
  • c 次亜塩素酸ナトリウム:強い酸化作用によって金属腐食を起こすため正しいです。
  • d ベンゼトニウム塩化物:第四級アンモニウム塩系で、一般に金属腐食性は低いです。

覚えるポイント

次亜塩素酸ナトリウムは広い抗微生物作用・有機物で失活・金属腐食・酸との混合禁止を一まとまりで覚えます。

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