34PM040|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
45歳の女性。上顎左側奥歯の金属の詰め物がとれ冷水がしみることを 主訴として来院した。上顎左側第一大臼歯の急性化膿性歯髄炎と診断され、抜髄法が行われた。術中のある操作時のマイクロスコープ写真を別に示す。 この操作の目的はどれか。1つ選べ。

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正解: c
正答
c:根管充填の緊密度向上
この問題のポイント
マイクロスコープ写真で示された根管充填時の加圧・圧接操作の目的を問う問題です。ガッタパーチャを緊密に適合させます。
解説
根管充填では、清掃・形成した根管系をガッタパーチャとシーラーで三次元的に封鎖し、残存微生物への栄養供給や再感染を防ぎます。スプレッダーやプラガーなどで材料を適切に圧接する操作は、空隙を減らし根管壁への適合を高めることが目的です。過度な加圧は歯根破折や根尖外への材料逸出を招くため、作業長と力を管理します。
選択肢の確認
- a 根管充填材の切断:加熱した器具などで余剰ガッタパーチャを切断する別工程であり、写真の圧接操作の目的ではありません。
- b 過剰根管充填の予防:作業長管理に関係しますが、写真の圧接操作の直接目的ではありません。
- c 根管充填の緊密度向上:材料を圧接して空隙を減らす目的で正しいです。
- d 根管用シーラーの塗布:シーラー塗布は別工程で、示された操作自体の目的ではありません。
覚えるポイント
根管充填の目標は『根尖まで適切な長さ・密度で三次元的に封鎖』。長過ぎても短過ぎても不十分です。