34PM038|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
41歳の男性。上顎臼歯の詰め物がとれたことを主訴として来院した。上顎左側第一大臼歯咬合面のインレーが脱離し、コンポジットレジン修復を行うことになった。処置中の口腔内写真(ミラー像)を別に示す。この操作の目的はどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: c・d
正答
c・d:術野の視野確保、唾液による窩洞汚染防止
この問題のポイント
写真のラバーダム防湿が、コンポジットレジン接着修復へ果たす主要な役割を問う問題です。
解説
ラバーダムは治療歯を唾液・呼気・軟組織から隔離し、乾燥した清潔な術野を作ります。接着処理中の唾液汚染は接着強さと辺縁封鎖を低下させるため、防湿は修復予後に直結します。また舌・頬を排除して視野と操作空間を確保し、器具・薬液・修復片の誤飲や軟組織損傷も防ぎます。写真はこの隔離操作を示します。
選択肢の確認
- a 歯間の分離:隣接歯との間隙を広げる操作であり、写真のラバーダム防湿の主目的ではありません。
- b 歯肉の圧排:歯肉溝内へ圧排糸を入れる操作が中心で、写真の主目的ではありません。
- c 施術野の視野の確保:軟組織を排除し治療歯を明瞭にするため正しいです。
- d 唾液による窩洞汚染の防止:接着面を乾燥・清潔に保つ主要目的です。
覚えるポイント
ラバーダムの利点は『防湿・感染制御・視野確保・誤飲誤嚥防止・軟組織保護』です。クランプの安定も確認します。