34AM096第34回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

50歳の男性。上顎左側第一大臼歯の自発痛を主訴として来院した。 3か月前から強い冷水痛があったがそのままにしていたところ、昨夜食事中に修復物が脱離して、自発痛が生じたという。冷水を口に含むと一時的に疼痛が緩和するという。打診痛を認めた。急性化膿性歯髄炎と診断された。ラバーダム装着後の 口腔内写真(ミラー像)、初診時のエックス線画像および器具の写真を別に示す。 次の操作で使用するのはどれか。2つ選べ。

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2つ選択
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正解: a・c

正答

a:①、c:③

この問題のポイント

急性化膿性歯髄炎でラバーダム装着後に行うアクセス開拡用の切削器具を選びます。

解説

ラバーダム防湿後の次の操作は、修復物・う蝕を除去して髄腔へアクセスし、排膿・抜髄に必要な開拡を行うことです。①の粗粒ダイヤモンドバーはエナメル質や修復物の切削・外形形成に、③のラウンドバーはう蝕象牙質除去や髄腔への穿通に適します。歯軸、髄角、エックス線上の髄腔位置を確認し、注水下で過剰切削や歯髄床穿孔を避けます。②の細い尖形バーは主に仕上げなど、④のシリコーンポイントは研磨用で、アクセス開拡の主要器具ではありません。

選択肢の確認

  • a ①:粗粒ダイヤモンドバーで咬合面・修復物を切削するため正しいです。
  • b ②:細い尖形の仕上げ用形態で、髄腔開拡の中心器具ではありません。
  • c ③:ラウンドバーでう蝕除去・髄腔穿通を行えるため正しいです。
  • d ④:シリコーンポイントは研磨用で切削開拡には使いません。

覚えるポイント

根管治療のアクセスは位置確認→注水切削→髄腔穿通→天蓋除去。バーの用途と穿孔防止を意識します。

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