35PM095|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
50歳の男性 。上顎左側第一小臼歯が欠けたことを主訴として来院した。10年前にう蝕治療を受け問題なく経過していたが、昨日食事中に欠け、冷水がしみるという。修復物を一部除去して補修修復を行うことになった。初診時の口腔内写真、エックス線画像および器材の写真を別に示す。 ラバーダム防湿後に用いるのはどれか。1つ選べ。

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正解: c
正答
c:器材③
この問題のポイント
既存修復物の一部を残して補修修復する際、ラバーダム装着後に最初に用いる器材を写真から選ぶ問題です。器材③で破折・不良部を処理します。
解説
補修修復では、既存修復物と歯質の健全部をできるだけ保存しながら、破折片、不安定部、う蝕や汚染部を除去し、接着に適した形態を作ります。ラバーダムで乾燥した術野を確保した後、写真の器材③を用いて補修面を形成・粗造化します。その後、露出した歯質と既存材料それぞれに合う前処理を行い、接着材とコンポジットレジンで修復します。
選択肢の確認
- a 器材①:研磨や仕上げなど後段階に用いるため、ラバーダム直後の初手ではありません。
- b 器材②:接着材塗布などに用いる器材であれば、補修面の清掃・形成後に使用します。
- c 器材③:破折部・既存修復面の処理を開始する器材として適切です。
- d 器材④:充填または最終研磨の用途で、処理前には用いません。
覚えるポイント
補修は『適応診査→防湿→不良部除去・表面処理→材料別プライマー→接着・充填→研磨・咬合確認』です。