35PM096|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
20歳の男性。上顎左側第一大臼歯の修復物脱離を主訴として来院した。 5年前に修復処置を受けたが、昨日脱離したという。特に症状はない。 コンポジットレジン修復を行うことになった。 窩洞形成後と接着処理時の口腔内写真、および使用した器材の写真を別に示す。 次に行うのはどれか。1つ選べ。

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正解: c
正答
c:エアブロー
この問題のポイント
セルフエッチング系接着材を塗布した後の操作を問う問題です。溶媒を除去して薄く均一な層にするため、まずエアブローします。
解説
プライマーやワンステップ接着材には水、エタノール、アセトンなどの溶媒が含まれます。規定時間こすり塗りした後、弱い風から始めて十分にエアブローし、溶媒と余分な水分を揮発させながら接着層を均一化します。溶媒が残ると重合や接着耐久性が低下します。その後、製品指示に従って光照射し、コンポジットレジンを積層します。
選択肢の確認
- a 水洗:セルフエッチング接着材は塗布後に水洗すると成分が失われるため行いません。
- b 光照射:必要ですが、先に溶媒除去のエアブローを行います。
- c エアブロー:塗布後の溶媒除去と被膜均一化に必要な次手順です。
- d ブロットドライ:ウェットボンディング時の象牙質水分調整法で、塗布済み接着材へ行う操作ではありません。
覚えるポイント
接着材は『塗布時間を守る→十分にエアブロー→光照射』。エアが強過ぎて材料を飛散させないよう距離と方向も調整します。