31PM012|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
消毒薬をある条件で分類した図を示す。 ①に含まれるのはどれか。1つ選べ。

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正解: c
正答
c:ポビドンヨード
この問題のポイント
図は外側から「消毒薬」「生体適用可能」「粘膜適用可能」と適用範囲を絞っています。①は粘膜にも使用できる薬剤の領域です。
解説
画像では①が最内側の「粘膜適用可能」の枠内にあります。ポビドンヨードはヨウ素を担体から徐放することで細菌、真菌、一部ウイルスなどへ広い抗微生物作用を示し、皮膚だけでなく濃度・製剤を選んで口腔粘膜の消毒にも用いられます。一方、器具用の高水準消毒薬や組織刺激性の強い薬剤を、生体・粘膜へ転用してはいけません。適用部位は抗菌スペクトルとは別に判断します。
選択肢の確認
- a フェノール:蛋白変性作用をもつ消毒薬ですが、腐食性・組織刺激性があり粘膜消毒には適しません。
- b グルタラール:内視鏡など耐熱性器具に用いる高水準消毒薬で、毒性が強く人体へ直接適用しません。
- c ポビドンヨード:適切な製剤は皮膚および口腔粘膜に適用でき、図の①に該当します。
- d 消毒用エタノール:健常皮膚や器材には使えますが、刺激と脱水作用があるため粘膜への使用は避けます。
覚えるポイント
グルタラール=器具専用、エタノール=主に健常皮膚、ポビドンヨード=製剤により粘膜にも適用可能です。