31PM013|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
シェーグレン症候群の特徴はどれか。1つ選べ。
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正解: c
正答
c:口腔や目の乾燥症状を呈する。
この問題のポイント
シェーグレン症候群は外分泌腺を標的とする自己免疫疾患です。唾液腺と涙腺の機能低下から乾燥症状が対になって現れます。
解説
リンパ球浸潤によって唾液腺・涙腺が障害され、唾液分泌低下による口腔乾燥と涙液低下による乾燥性角結膜炎を生じます。口腔では粘膜の乾燥・灼熱感、嚥下や会話の困難、味覚変化、う蝕や口腔カンジダ症の増加に注意します。中年以降の女性に多く、関節リウマチなどに伴う二次性と、単独で発症する一次性があります。唾液腺腫脹を伴うことはありますが、急性細菌感染のような強い疼痛が本質ではありません。
選択肢の確認
- a 悪性唾液腺腫瘍である。:自己免疫性疾患であり腫瘍そのものではありません。ただし経過中の悪性リンパ腫リスク上昇には注意します。
- b 中高年の男性に好発する。:好発するのは中高年女性で、性差の向きが逆です。
- c 口腔や目の乾燥症状を呈する。:唾液腺・涙腺の外分泌低下を直接表す典型所見です。
- d 耳下腺や顎下腺に有痛性腫脹が生じる。:反復性の唾液腺腫脹はあり得ますが、通常は無痛性で、有痛性腫脹は急性唾液腺炎をより示唆します。
覚えるポイント
ドライマウス+ドライアイ+中高年女性を基本像とし、口腔では多発う蝕、カンジダ症、嚥下困難を予防・観察します。