35AM050|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
Sjögren〈シェーグレン〉症候群の診断に用いる検査項目はどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: b・d
正答
b:口唇腺生検、d:唾液分泌量測定
この問題のポイント
Sjögren症候群の診断では、自己免疫による唾液腺・涙腺障害を組織学的所見と分泌機能の両面から評価します。
解説
Sjögren症候群は唾液腺・涙腺を主な標的とする自己免疫疾患で、口腔乾燥と眼乾燥を生じます。口唇腺生検では小唾液腺周囲のリンパ球浸潤やfocus scoreを評価します。唾液分泌量測定では安静時唾液や刺激唾液を採取し、分泌低下を客観化します。このほか抗SS-A/Ro抗体などの血清学的検査、Schirmer試験、眼表面染色、唾液腺画像などを組み合わせ、基準に沿って診断します。口腔乾燥があっても薬剤、脱水、放射線治療など他原因があるため鑑別が必要です。
選択肢の確認
- a 味覚検査:乾燥に伴う味覚変化の評価には使えますが、診断の中核項目ではありません。
- b 口唇腺生検:局所のリンパ球性唾液腺炎を組織学的に確認します。
- c 擦過細胞診:表層細胞を採取する検査で、唾液腺内の特徴的炎症評価には適しません。
- d 唾液分泌量測定:唾液腺機能低下を客観的に評価する診断項目です。
覚えるポイント
Sjögren症候群は口唇腺生検・唾液分泌・眼所見・自己抗体を組み合わせて評価します。乾燥症状だけで確定しません。