33PM036第33回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

睡眠時無呼吸症候群患者の睡眠中に低下するのはどれか。1つ選べ。

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正解: d

正答

d:経皮的動脈血酸素飽和度

この問題のポイント

睡眠時無呼吸では上気道閉塞または換気停止によって肺胞への酸素供給が途絶え、血液中の酸素飽和度〈SpO2〉が反復して低下します。

解説

閉塞性睡眠時無呼吸では舌根沈下や咽頭腔狭窄により気流が止まっても呼吸努力が続き、低酸素血症と高二酸化炭素血症が進みます。覚醒反応で呼吸が再開すると酸素飽和度は回復し、この低下と回復を一晩に反復します。低酸素と覚醒時の交感神経亢進により心拍数・血圧は変動し、むしろ上昇する局面があります。無呼吸低呼吸指数〈AHI〉は一時間当たりの無呼吸・低呼吸回数で、疾患では高値になります。

選択肢の確認

  • a 血圧:無呼吸に伴う低酸素と覚醒反応で交感神経活動が高まり、一過性上昇や夜間高血圧を生じることがあります。
  • b 脈拍数:無呼吸中と呼吸再開時に変動し、覚醒時には交感神経作用で増加しやすく、一方向に低下する指標ではありません。
  • c 無呼吸低呼吸指数:睡眠一時間あたりの呼吸イベント数で、睡眠時無呼吸症候群では正常より増加します。
  • d 経皮的動脈血酸素飽和度:換気停止により酸素取り込みが減るため、パルスオキシメータで測るSpO2が反復低下します。

覚えるポイント

睡眠時無呼吸は「AHI上昇・SpO2低下・交感神経亢進」です。いびき、日中傾眠、高血圧、肥満、顎顔面形態も評価します。

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