33PM035|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
顎口腔機能検査法と用いる器材の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。
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正解: b
正答
b:下顎運動検査ーパントグラフ
この問題のポイント
パントグラフは上下顎へ記録装置を装着し、下顎の側方・前方運動に伴う顆路や切歯路を三次元的に描記する器材です。
解説
下顎運動検査では、開閉口、前方・側方運動、限界運動を記録して顎関節・咀嚼筋・咬合の機能を評価します。パントグラフは複数の記録板と描記針を用いて左右顆頭部と前方部の運動軌跡を記録し、全調節性咬合器の設定などにも利用されます。フェイスボウは上顎歯列と頭蓋・顆頭との位置関係を咬合器へ移す器具、チェックバイトは顎間関係記録、マイオモニターは経皮的電気刺激装置です。
選択肢の確認
- a 咬合圧検査ーフェイスボウ:フェイスボウは上顎模型の空間的位置を咬合器へ移す器具で、咬合力の大きさや分布を測定しません。
- b 下顎運動検査ーパントグラフ:顆路・切歯路など下顎の限界運動軌跡を複数平面へ描記し、運動を解析できます。
- c 構音機能検査ーチェックバイト:チェックバイトは中心位や偏心位の上下顎関係を記録する材料・方法で、発音の評価器材ではありません。
- d 咀嚼機能検査ーマイオモニター:マイオモニターは経皮的電気刺激で咀嚼筋を刺激・弛緩させる装置で、食品粉砕能力を測りません。
覚えるポイント
パントグラフ=下顎運動、フェイスボウ=上顎の位置移送、チェックバイト=顎間関係、咬合力計=咬合圧、と目的で対応させます。