31PM014第31回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

抜歯の治癒過程を表に示す。 抜歯創が再生上皮で覆われ上皮化が完了するのはどれか。1つ選べ。

31PM014の問題画像
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正解: b

正答

b:②

この問題のポイント

表の②は血餅が肉芽組織へ置換される時期です。抜歯窩表面では周囲歯肉から上皮が伸展し、この肉芽組織期に上皮化が完了します。

解説

抜歯直後は血餅が窩内を満たして止血と修復の足場になり、炎症細胞による清掃後、毛細血管と線維芽細胞に富む肉芽組織へ置換されます。同時に創縁の上皮細胞が血餅・肉芽組織の表面を遊走し、通常およそ1〜2週で創面を被覆します。その後、窩底・窩壁側から新生骨梁である仮骨が形成され、時間をかけて成熟骨へ改造されます。画像の表はこの組織変化を①凝血期、②肉芽組織期、③仮骨期、④治癒期として並べています。

選択肢の確認

  • a ①:凝血期は血餅が抜歯窩を満たした直後で、上皮細胞の伸展はまだ完了していません。
  • b ②:肉芽組織形成と並行して創縁から再生上皮が伸び、表面被覆を完了する時期です。
  • c ③:仮骨期は窩内に新生骨梁が増える段階で、表面の上皮化完了より後です。
  • d ④:治癒期は新生骨が成熟・改造される後期であり、上皮化を待つ時期ではありません。

覚えるポイント

抜歯窩は血餅→肉芽組織〈この時期に上皮化〉→仮骨→成熟骨の順に治癒します。表面と窩内の変化を分けて捉えます。

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