33AM077第33回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

下顎前歯部歯肉の口腔内写真を別に示す。外縁上皮はどれか。1つ選べ。

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正解: d

正答

d:④

この問題のポイント

外縁上皮〈口腔歯肉上皮〉は、口腔側から見える遊離歯肉と付着歯肉の表面を覆います。写真の④は歯肉辺縁から歯肉歯槽粘膜境までを一続きに示しています。

解説

歯肉上皮は、口腔に面する外縁上皮、歯肉溝の内壁を覆う歯肉溝上皮、歯面へ付着する接合上皮に分けられます。外縁上皮は歯肉辺縁から歯肉歯槽粘膜境まで、すなわち遊離歯肉と付着歯肉の外表面を覆う角化または錯角化重層扁平上皮です。写真では①が遊離歯肉の幅、②が付着歯肉の幅、①と②を合わせた④が角化歯肉の範囲、③が歯肉歯槽粘膜境より根尖側の歯槽粘膜を示します。したがって外縁上皮の広がりは④です。

選択肢の確認

  • a ①:歯肉辺縁から遊離歯肉溝付近までの遊離歯肉を示す範囲で、外縁上皮全体の一部にとどまります。
  • b ②:遊離歯肉溝付近から歯肉歯槽粘膜境までの付着歯肉を示し、これも外縁上皮の一部分です。
  • c ③:歯肉歯槽粘膜境より根尖側の可動性が高い歯槽粘膜で、角化歯肉を覆う外縁上皮の範囲外です。
  • d ④:遊離歯肉と付着歯肉を合わせた歯肉外表面の全幅で、外縁上皮が覆う範囲に一致します。

覚えるポイント

外縁上皮=遊離歯肉+付着歯肉の口腔側表面です。歯肉溝上皮は溝内壁、接合上皮は歯面付着部、歯槽粘膜は歯肉歯槽粘膜境より根尖側と区別します。

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