33AM078|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
幼稚園で4歳児を対象としたう蝕予防に関する健康教育を行うことになった。適切な教育内容はどれか。1つ選べ。
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正解: b
正答
b:うがいの重要性
この問題のポイント
4歳児への集団健康教育では、抽象的な病因論や製品選択ではなく、その場で理解して動作をまねられる具体的内容を選びます。うがいはこの年齢で練習・習得できる身近な口腔保健行動です。
解説
幼児期の健康教育は、短い言葉、絵、歌、実演などを使い、子どもが実際に行動できる内容にします。4歳頃には水を口に含み、吐き出すうがいの動作を理解して練習できます。飲食後の口腔内をさっぱりさせることや、歯磨き・フッ化物応用時に指示どおり吐き出すことを、誤嚥に注意して体験的に伝えます。う蝕予防の中心は保護者による仕上げ磨き、適切な間食、フッ化物利用であり、園児だけで担えない製品選択や精密な自己評価は保護者教育で補います。
選択肢の確認
- a 歯磨剤の選択:フッ化物濃度、使用量、誤嚥への配慮を判断するのは主に保護者で、4歳児本人への集団教育内容としては複雑です。
- b うがいの重要性:実演を見て反復練習できる具体的な生活動作であり、4歳児の発達段階に合わせて伝えられます。
- c う蝕の成り立ち:細菌、糖、歯質、時間の相互作用は抽象度が高く、4歳児向けの中心内容には理解しやすい行動課題を優先します。
- d 磨き残しの確認:染め出し部位を自分で精密に評価して清掃を修正する課題は難しく、保護者の仕上げ磨き指導で扱うのが適切です。
覚えるポイント
幼児への教育は、年齢に合う「見て、まねて、できる」行動を選びます。保護者には別に、フッ化物歯磨剤の量、仕上げ磨き、間食管理を具体的に伝えます。