33PM086第33回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

小学校低学年に健康教育を行うことになった。教育内容で正しいのはどれか。1つ選べ。

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正解: b

正答

b:体験活動を取り入れる。

この問題のポイント

小学校低学年は、抽象的な説明よりも、見て触れて実際にやってみる具体的な学習で理解しやすい時期です。歯磨き、染め出し、食品選びなどの体験を取り入れます。

解説

低学年の健康教育では、短い言葉、絵、模型、物語に加え、歯ブラシを模型へ当てる、鏡で自分の歯を見る、手を動かして分類するといった体験活動を組み合わせます。成功体験を得ると、知識を日常行動へ移しやすくなります。社会制度・統計など広い社会情勢や、仮説を立てて条件を統制する本格的な実験・観察は発達段階に対して抽象度が高くなります。過去の経験だけに頼るより、授業内で共通の具体体験を作ります。

選択肢の確認

  • a 社会情勢を取り入れる。:政策や社会統計の因果関係を理解する内容は抽象度が高く、低学年の口腔保健教育の中心には適しません。
  • b 体験活動を取り入れる。:模型での歯磨きや鏡での観察など、具体物を使って身体で学ぶ方法は低学年の理解と意欲を高めます。
  • c 過去の経験を取り入れる。:経験を尋ねることは導入に使えますが、経験量の個人差が大きく、教育方法として最も適切な柱ではありません。
  • d 実験・観察を取り入れる。:体系的な条件設定や客観的記録を要する実験学習は、より発達した学年で扱う方法です。

覚えるポイント

低学年は「具体物・短時間・体験・できた実感」を重視します。教えた内容を家庭の仕上げ磨きへつなぐため保護者への情報提供も行います。

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