31PM015|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
薬物の保存容器の写真(別冊午後 No.3A、B)を別に示す。 薬物保存の際、Aと比較してBが防止できるのはどれか。1つ選べ。

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正解: b
正答
b:気体の混入
この問題のポイント
写真Aはねじ蓋の通常容器、Bはゴム栓をアルミキャップで固定したバイアルです。Bの密封性によって何の侵入を追加で防げるかを判断します。
解説
画像Bの注射剤用バイアルは、弾性のあるゴム栓を容器口へ密着させ、その上からアルミキャップで締結した密封構造です。Aのねじ蓋容器より気密性が高く、外気や微生物を含む気体の侵入を防ぎ、内容薬の無菌性・安定性を保ちます。固形物や液滴は通常の密栓でも遮断できますが、気体は蓋と口部のわずかな隙間から通過し得るため、Bとの差として問われています。どちらも透明容器なので遮光性は備えていません。
選択肢の確認
- a 光の透過:AもBも透明なガラスで、褐色ガラスや遮光包装ではありません。Bの栓構造だけでは入射光を防げません。
- b 気体の混入:ゴム栓とアルミ締結による高い気密性が外気侵入を抑えるため正答です。
- c 液状異物の混入:液体の侵入はAの密栓でも防げ、Bだけに特有の差ではありません。
- d 固形異物の混入:塵などの固形物もAの蓋で遮断できるため、Bを選ぶ決め手になりません。
覚えるポイント
密閉容器は固形・液状異物を防ぎ、気密容器はさらに気体の侵入・内容物の損失を抑えると、容器性能を段階で覚えます。