33AM033|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
ヒューマンエラーによる医療事故の発生防止策に含まれるのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: a・c
正答
a:リスクの把握、c:作業プロセスの容易化
この問題のポイント
ヒューマンエラーは個人の注意力だけでは防ぎきれません。誤りが起こりやすい場面を事前に把握し、誤りにくい作業設計へ変える対策を選びます。
解説
医療事故の予防では、インシデント報告、巡視、プロセス分析などでハザードを見つけ、発生可能性と被害の大きさを評価します。その上で、工程数を減らす、操作を標準化する、チェックリストを用いる、コネクターを誤接続できない形にするなど、作業プロセスを簡単かつ誤りにくくします。「注意する」だけでなく、人は誤ることを前提にシステムを改善するのが本質です。
選択肢の確認
- a リスクの把握:事故が起き得る工程と影響を知ることは、優先度に応じた対策を立てる出発点です。
- b システムの継続化:問題のある手順をそのまま続けることはエラー予防にならず、必要なのは評価と改善です。
- c 作業プロセスの容易化:記憶負荷や複雑な分岐を減らし、誤操作の機会を少なくする具体的対策です。
- d 材料パッケージの類型化:異なる材料の外観を似せると取り違えが増えるため、識別しやすい色・形・表示で差別化すべきです。
覚えるポイント
エラー対策は「危険を見つける→工程を簡単にする→誤りを検出・防止できる仕組みにする」と構造的に考えます。似た物は似せるのではなく区別しやすくします。