第32回
32PM097|第32回 歯科衛生士国家試験 過去問
口内法エックス線撮影で使用する器具の写真(別冊午後No.42)を別に示す。 この器具の使用で防止できるのはどれか。1 つ選べ。

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正解b
正答
b:コーンカット
この問題のポイント
写真は口内法撮影用のフィルム/センサーホルダーと照準リングです。受像器と照射筒の中心を機械的に一致させ、照射野がずれて画像の一部が未露光になるコーンカットを防ぎます。
解説
平行法用ホルダーは、咬合させるバイトブロック、受像器保持部、インジケータロッド、照準リングから構成されます。受像器を歯軸と平行に置き、照射筒先端をリングへ合わせると、中心線が受像器中央へほぼ垂直に入ります。照射筒が受像器から外れると、エックス線が当たらなかった部分が白く欠けるコーンカットが生じます。ホルダーは幾何学的位置を再現する器具であり、フィルムの使用履歴、装置の照射時間設定、フィルム表裏の識別を自動管理するものではありません。
選択肢の確認
- a 二重撮影:使用済みフィルムを再び曝射する管理ミスであり、照準リングを使ってもフィルムの使用履歴は判別できません。
- b コーンカット:照準リングへ照射筒を一致させることで、エックス線束を受像器全体へ入れて未露光部を防げます。
- c 照射時間の不足:曝射条件は装置側で歯種・患者・受像器感度に応じて設定し、ホルダーでは補正できません。
- d フィルムの裏返し:フィルムの白色面・識別マークを確認して装着する問題で、照準リング自体には表裏判別機能がありません。
覚えるポイント
ホルダーは位置づけ・平行性・照射方向を安定させます。コーンカットは照射筒のずれ、伸長・短縮は垂直角度、隣接面重複は水平角度を疑います。
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