33AM099|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
口内法エックス線画像を別に示す。この撮影法の特徴はどれか。1つ選べ。

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正解: a
正答
a:正放線投影する。
この問題のポイント
画像は上下顎臼歯部の歯冠と歯槽頂を同時に写す咬翼法です。隣接面う蝕や歯槽頂を観察するため、接触点の重なりを避けて水平方向に正放線投影します。
解説
咬翼法ではイメージングプレートまたはフィルムを上下臼歯歯冠部の舌口蓋側に置き、咬翼タブやホルダーを患者に咬んでもらいます。エックス線中心線を歯列弓の接触点へ正放線方向から入射すると、隣接面の重複が少なくなり、初期隣接面う蝕、修復物辺縁、歯槽骨頂の高さを評価できます。垂直角度も上下歯槽頂が適切に写るよう調整します。ロングコーンは平行法、下方からの大きな垂直角度は下顎咬合法に関係します。
選択肢の確認
- a 正放線投影する。:隣接歯の接触点を結ぶ方向へ中心線を正しく合わせ、歯冠隣接面の重なりを最小限にします。
- b ロングコーンを用いて撮影する。:長い焦点被写体間距離は平行法で像の拡大・歪みを減らす特徴で、咬翼法を同定する必須条件ではありません。
- c フィルムを噛んだ状態で撮影する。:患者が咬むのはフィルムそのものではなく咬翼タブまたはホルダーで、受像体を所定位置に保持します。
- d 臼歯部咬合平面に対して下方から投影する。:下方から大きく入射するのは下顎の咬合法にみられ、上下歯冠を写す咬翼法の投影ではありません。
覚えるポイント
咬翼法は「上下臼歯歯冠が同時に写る」「隣接面う蝕と歯槽頂を見る」「水平方向の正放線投影で重なりを防ぐ」が要点です。