33PM103|第33回 歯科衛生士国家試験 過去問
エックス線撮影にCCDを使用した場合とフィルムを使用した場合の共通事項はどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: c・d
正答
c:画像検出器の位置づけ、d:撮影装置のメインテナンス
この問題のポイント
CCDセンサーとフィルムは記録方式が異なりますが、どちらも口腔内で検出器を正しく位置づけ、エックス線管球を適切に向け、装置を保守して安全に撮影する点は共通です。
解説
口内法撮影では、フィルムであってもCCDなどの固体検出器であっても、目的歯と根尖周囲が入る位置へ検出器を置き、平行法または二等分法に応じて照射方向を調整します。位置づけが悪ければ根尖切れ、隣接面の重なり、伸長・短縮が生じます。また管球、照射筒、アーム、曝射スイッチ等の点検と品質管理は記録媒体にかかわらず必要です。一方、CCDでは読み取った信号をコンピュータに即時表示するため、現像・定着液の廃液もフィルムを並べるマウントも不要です。デジタル画像では患者情報と撮影部位を画面上で管理します。
選択肢の確認
- a 廃液処理:現像液・定着液を使用するフィルム撮影で必要ですが、電子信号を直接取り込むCCD撮影では発生しません。
- b フィルムマウント:複数の現像済みフィルムを解剖学的位置に並べる台紙であり、デジタル画像はソフトウェア上で配列・保存します。
- c 画像検出器の位置づけ:フィルムもCCDセンサーも、対象歯と根尖を収め歪みを抑えるため口腔内で正確に保持します。
- d 撮影装置のメインテナンス:管球、アーム、照射野、曝射制御などの安全・精度管理は検出媒体の種類にかかわらず必要です。
覚えるポイント
デジタル化で不要になるのは暗室処理、薬液、現像待ち、物理的マウントです。患者の位置づけ、検出器保持、照射角度、防護、装置点検は変わりません。