31AM100|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
歯科医師から上顎左側犬歯の二等分法エックス線撮影の準備を指示された。正しいのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: b・d
正答
b:正中矢状面を床に対して垂直にする、d:指示用コーンの先端は皮膚面に接するよう固定する
この問題のポイント
上顎犬歯の口内法二等分法では、頭部を傾けず、長い前歯部歯軸に合わせて検出器を縦置きし、コーン位置を安定させます。
解説
患者は椅子へ深く座り、頭部をヘッドレストで支持し、正中矢状面を床へ垂直にして左右の傾きをなくします。上顎犬歯は歯冠‐歯根が縦長なので画像検出器を縦置きし、歯軸と検出器がつくる角の二等分線へ中心線を垂直に入射します。指示用コーン先端を皮膚面へ安定して接触させることで焦点‐皮膚間距離と入射位置を保ち、ぶれや照射野ずれを防ぎます。感染対策上は適切にバリアします。
選択肢の確認
- a 椅子に浅く座るよう指示をする。:体幹・頭部が不安定になり位置づけがずれるため、深く座り頭を支持します。
- b 正中矢状面を床に対して垂直にする。:頭部の左右傾斜を防ぎ、犬歯部へ正しい水平角で入射する基準になります。
- c 画像検出器の位置づけは横置きにする。:犬歯を含む前歯部は長い歯根全体を収めるため縦置きが適します。
- d 指示用コーンの先端は皮膚面に接するよう固定する。:照射方向・距離を安定させるため正しいです。
覚えるポイント
前歯・犬歯口内法は検出器縦置き、頭部正中垂直、二等分線へ中心線垂直、コーンを安定させます。