35PM100|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
矯正歯科治療時の形態的検査として顔面写真を撮影する際、注意すべき 事項はどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: b・d
正答
b・d:イヤーロッドで頭部を固定する、口唇閉鎖時と安静位を撮影する
この問題のポイント
矯正診断用の顔面写真を経時比較できるよう、頭位と口唇状態を標準化する条件を問う問題です。
解説
顔面写真は正貌・側貌などを一定条件で撮影し、顔面対称性、プロファイル、口唇閉鎖、軟組織の変化を評価します。頭部固定装置を用いる場合はイヤーロッドで左右の位置ずれを減らし、毎回同じ頭位にします。また口唇を意識的に閉じた状態と、力を抜いた安静位の双方を記録すると、口唇閉鎖不全やオトガイ筋緊張を評価できます。
選択肢の確認
- a 斜位30度を撮影する:標準規格写真の基本方向として一律に30度斜位を必須とはしません。
- b イヤーロッドで固定する:規格化された頭位を再現する方法として適切です。
- c レンズ高を鼻翼に合わせる:撮影中心は目的・規格に合わせ、鼻翼を一律基準にはしません。
- d 口唇閉鎖時と安静位を撮る:口元の機能・緊張の違いを比較できるため適切です。
覚えるポイント
顔面写真は頭位、倍率、距離、照明、背景、表情、カメラ高を統一して初めて治療前後の比較資料になります。