35PM099第35回 歯科衛生士国家試験 過去問

過去問題

69歳の女性。舌の痛みを主訴として来院した。1か月前から違和感が あったという。診察の結果、舌癌と診断され舌部分切除術が予定されている。 歯科医師から口腔衛生管理を行うよう指示された。手術と周術期等口腔機能管理の流れを図に示す。口腔衛生管理を開始する時期はどれか。1つ選べ。

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正解: a

正答

a:①

この問題のポイント

がん手術の周術期等口腔機能管理を開始する時期を問う問題です。合併症を予防するには手術前のできるだけ早い段階、図①から始めます。

解説

術前口腔管理では、感染源となる歯や歯周病、粘膜病変、義歯、清掃状態を評価し、必要な治療と専門的口腔清掃、セルフケア指導を行います。手術前から口腔内細菌量と炎症を減らすことで、術後肺炎、創部感染、挿管時の歯の損傷などのリスク低減が期待できます。治療に必要な期間を確保するため、手術日決定後の①で早期に開始します。

選択肢の確認

  • a ①:手術前評価・準備段階で、予防的介入を行える適切な開始時期です。
  • b ②:手術直前または手術時では、感染源処置やセルフケア習得の時間が不足します。
  • c ③:術後に開始すると、術前に減らせた合併症リスクへ介入できません。
  • d ④:退院後などの遅い段階では、周術期予防という目的を果たせません。

覚えるポイント

周術期口腔管理は『術前評価と感染源対策→術中の安全→術後の清掃・機能回復』を切れ目なく行います。

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