35PM098|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
62歳の男性。下顎左側第一大臼歯の修復物が壊れたことを主訴として来院した。新しい修復物を製作するにあたり、歯科医師からプロビジョナルレストレーションを常温重合レジンを用いて練和法で製作するよう指示された。製作に用いる器具の写真を別に示す。 使用する順番はどれか。1つ選べ。

解答・解説を見る
正解: c
正答
c:②→①→③→④
この問題のポイント
常温重合レジンを粉液練和法でプロビジョナルレストレーションへ用いる際、器具を使用する工程順に並べる問題です。
解説
製作では必要量を見積もり、器具②で粉末・液の計量や準備を行い、次に器具①で混和します。レジンが餅状期に達したら器具③を用いて形成・圧接し、硬化後に器具④で形態修正と研磨を進めます。常温重合レジンは重合収縮と発熱があるため、口腔内で完全硬化させず適切な時期に着脱し、支台歯や歯髄を保護します。
選択肢の確認
- a ①→②→③→④:計量・準備に使う②より先に混和器具①を使う順序は不適切です。
- b ①→③→④→②:②が最後では材料を準備できず、工程が成立しません。
- c ②→①→③→④:準備、練和、形成、仕上げという使用順に一致します。
- d ②→③→④→①:混和を担う①が最後となり、形成前の操作が欠けます。
覚えるポイント
プロビジョナルは『歯髄・歯周組織の保護、位置・咬合の保持、清掃性、審美性』を満たし、辺縁と咬合を必ず確認します。